クレジットカードのdカードは決済金額の1%分のdポイントが貯まるので、dポイントを貯めるには必須だと思う人も多いでしょうが、dカード以外のクレカでもdポイントをお得に貯められます。
dカード以外のクレカを使っている人でも、以下の方法でお得にdポイントを貯めましょう(文中金額はすべて税込み)。
dポイントに交換できるポイントを貯める──還元率7%以上も
dカード以外のクレカでもdポイントを効率よく貯めるには、まずdポイント以外のポイントを貯めて、「dポイントに交換」します。持っているクレカによっては還元率が7%以上になります。
たとえば、リクルートカードで貯まるリクルートポイント(通常還元率1.2%)は、dポイントに直接・等価で換えられます。リクルートカードは、還元率1.2%でdポイントが貯まるクレカと言えるのです。
また、三井住友カードで貯まるVポイントは、JRキューポ、Gポイントの順に経由すると、最終的に等価でdポイントに交換できます。
三井住友カードのスマホタッチ決済をセブン-イレブン、ローソン、サイゼリヤ、ケンタッキーフライドチキンなど、対象店舗で使ったときの還元率は7%以上です。三井住友カードを使えば、実質的に還元率7%以上でdポイントが貯まります。
>> dポイント交換
d払いと電話料金合算払いを組み合わせる
ドコモやahamo契約者は、d払いと電話料金合算払いを組み合わせることで、dポイントとクレカポイントを2重取りできます。電話料金合算払いとは、d払いで使った金額分をドコモやahamoなどの通信料金と一緒に支払う方法です。
>> 電話料金合算払いとは
d払いで支払うと、通常200円につき1ポイントのdポイントが貯まります。しかし、クレカ(dカードを除く)からの支払いを選ぶと、クレカのポイントは貯まりますが、dポイント付与の対象から外れ、2重取りはできません。
一方で、電話料金合算払いはdポイント付与の対象で、さらにドコモやahamoの料金をクレカで払っている場合はd払いで支払った金額に対してもクレカのポイントが貯まるため、ポイントの2重取りできるのです。
たとえば、リクルートカードを使うと、d払いでもらえる0.5%分のdポイントとリクルートカードでもらえる1.2%分のリクルートポイントが貯まります。リクルートポイントはdポイントに等価交換できるので、dポイントの還元率が1.7%になるのと同じです。
さらに、8月31日まで行われている交換増量キャンペーンを使えば10%増やせるため、dポイントの還元率はさらに上がることになります。
文・浜崎遥翔(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
薬剤師として調剤業務に従事しながら、独学でファイナンシャル・プランナーの資格を取得。ファイナンシャルプランナーの知識や自分の節約・資産形成の経験を活かした発信をしたいと思い、金融メディアを中心に執筆活動を開始。現在は薬剤師から専業ライターに転身し活動中。
編集・fuelle編集部