◆過酷な島生活がスタート

島生活
「私はずっと都会で生きてきたので、彼の田舎である神津島への移住に不安はありました。でも大好きな夫の希望だし、思い切って移住をOKしたんです。移住といっても、彼の離島の住所は東京都でしたし。船で3時間、飛行機なら45分だと聞いていたので」

 ところが、神津島は真美さんの想像した以上の場所だったそう。

 神津島へ引っ越して真美さんが驚いたのは、歩いている人がいない事だったそう。コンビニどころかお店がなくて、夜は真っ暗で虫の声だけが響いていました。それを不気味に感じてしまい、落ち込んだ真美さん。

「本当に住んでいる人がいるのか?と思うほど、静かな島でした。これまで夜中も賑やかな場所で暮らしていたので、本当に不安でした。あと、私、虫が苦手なんですけど、見たこともないようなバッタとか気持ち悪い虫も多くて、泣きそうでした」

 引っ越してから2ヶ月、家にこもって読書やネットサーフィンする時間が多くなったそう。平日は仕事へ向かう夫を送り出し、週末に少しだけ義実家に顔を出すだけの生活に。