生まれも育ちも東京だという田中真美さん(仮名・28歳)。離島への移住は、夫と結婚したからだそう。
虫が苦手で、これまで都会で生きてきた真美さんにとって島生活は思っていた以上に過酷だったといいます。今回は、真美さんから体験談を聞きました。
◆夫との出会いはイベント会場
「夫とは渋谷で出会いました。私がイベントコンパニオンをしている時に、当時夫が勤めていた会社がブースを出していたんです」
真美さんは小さい頃から目立つのが大好きな性格。イベントコンパニオンの仕事を選んだのも、イベントの内容によっていろいろな衣装を着て注目されるからだといいます。
時には、下着が見えそうなくらいのミニワンピースを着て試供品を配る仕事もあったそう。
「あるイベント終わりの打ち上げで隣の席になったのがきっかけで、夫と付き合い始めました。明るくて話が面白い夫に私が夢中になって……私のほうからアプローチしました」
約1年の交際期間を経て、夫と結婚することになった真美さん。夫の実家は伊豆諸島の一つの神津島(こうづしま)という離島だったそう。夫は付き合っている時から、結婚したら実家の手伝いをするために神津島へ戻ることを希望していたそうです。