・「お……も……しろいですねえ」

第1回以来のファイナルとなったチュートリアルがスタイルの完成を見る。その第1回では50点を付けた松本がブラマヨと同じ95点を入れ、「お……も……しろいですねえ」という全国民憧れのコメントを発することになる。

・笑い飯の「マリリン・モンロー」も

圧巻のブラマヨに最終決戦で「3-4」まで迫った笑い飯の「マリリン・モンロー」も、今でも語り継がれる名作のひとつ。「一生懸命やったらマリリン・モンローになる」らしいです。はい。

・会場が派手になった

第1回はレモンスタジオ(TMC)、それ以降は有明スタジオで行われてきた大会が、初めてテレビ朝日本社での生放送に。それに伴い、「暗い」「渋いバーみたい」と悪評だったスタジオも金ピカのセットに刷新された。一気にメジャー感あふれる大会となった『M-1』の最初の王者が関東ではまったく無名のブラックマヨネーズだったことも『M-1』らしさを象徴しているといえそうだ。