石田は、相方の井上裕介にはそうしたツッコミは「ハマらへん」と言う。

「声が通る人があれをやると、ウソになるねん。あれは声が通りにくい人が(考えて)、苦肉の策で生まれたやつやねん」

 南海キャンディース・山里亮太とフットボールアワー・後藤輝基を例にとって石田はそう語り「井上は声が通るから、それをやらす意味がまったくない」と分析した。

 そのほか、石田が漫才中に太ももを叩くようになった経緯や、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)の影響、カベポスターとNON STYLEの漫才の違いをツッコミ側の感情の遷移という側面から分析するなど、自らの漫才師としての手の内を包み隠さず披露していた。