◆同行した謎の青年の正体は…

『ゆりあ先生の赤い糸』の主人公・伊沢ゆりあ(菅野美穂)は、ごく普通の専業主婦。

 夫・伊沢吾良(田中哲司)は、酒場を渡り歩きながら連載を書く物書き。吾良の母・伊沢節子(三田佳子)と3人で特に波風立つこともなく暮らしている。

 しかしある日、吾良が搬送されたと病院から連絡があり、駆けつける。命に別状はなかったものの、このまま目が覚めずに寝たきりになる可能性を医師から告げられる。

 80代の義母は、認知症の兆候がある。周囲に頼りになる者は誰もいない。平穏をいきなりかき乱され、孤独感が押し寄せる。

 さらに、吾良が搬送されたときに同行した謎の青年・箭内稟久(やない・りく/鈴鹿央士)が、衝撃の事実を明かす……。