しかし、日本の最低賃金も39~47円引き上げられて1004円になったが、先進国の中では恥ずかしい低水準。

 アメリカのように物価も高いが時給は日本の3倍はあるという。物価は上がる、光熱費はうなぎのぼり。どうやって生活していけというのか。

 この国の人間たちは、もっと怒らにゃあかん。政治家も役人たちも国民をなめ切っている。労働組合は最低賃金を2000円にしろと、デモでもやれや。

 ところで、沖縄で米兵が女性を暴行しても、日本の警察は逮捕することもできず、国もそれを隠して沖縄県知事に伝えないというのは、怒りを通り越して情けなくなる。

 戦後79年。いつまでアメリカの植民地状態を続けるのか。岸田は無理だが、次の首相は、命を懸けてでもアメリカと談判して、「我が国は独立する」と宣言できる人間がなるべきである。

 昔はアメリカの妾とよくいった。だが、妾なら旦那に不満をいって洋服でも買ってもらうのに、この国は何一つ不平もいわず、おねだりさえもせず、かえって高い戦闘機などをいい値で買ってやるのだから、妾以下である。

 FLASHが報じている青森県三沢市の小屋に米軍関係者が使う{Yナンバー}の乗用車が突っ込んだ事故も、米軍から謝罪も賠償の話もきていないというのは、日本人として怒りを覚える。

 7月14日に起きたこの事故で2人が亡くなっていて、その1人は米軍三沢基地所属の空軍兵だということが明らかになっているのに。

 その小屋の所有者(81)は、小屋は車庫で、彼が所有する軽トラック2台が駐車してあったが、丸焦げになったという。

「16日に、東北防衛局(防衛省の地方支分部局)の方が2人でお見えになって、頭を下げていかれました。でも、米軍関係者は来ていません。今のところ、賠償などについての話もいっさい出ていません。警察は、事故処理が終わって帰るとき『あとで、事故車が保険に入っているかどうか教えます』と言っていましたが、まだ連絡は来ていないですね」

 だが防衛省OBはこう話す。

「米兵や米軍関係者が起こした事故は、日米地位協定に基づいて、公務執行中の場合は基本的に日本側が賠償金を負担します。公務執行以外の場合は、加害者との間で示談により解決を目指しますが、お金がなくて支払えない場合も少なくありません。その場合、被害者は日本政府を介して米政府に慰謝料を求めることができますが、支払われる金額はわずかです」

 これがこの国の置かれた現状である。これっておかしくないか! 日本人よ、もっと怒れ!