子どもがいる家庭なら、教育費も要チェック!

ほかにも固定費の中で、大きな出費となりやすいのが教育費です。コロナ禍ということもあり、子どものためのパソコンやタブレットなどの購入、その通信費など新たな支出がかさんだという人も多いかもしれません。

教育費の特徴は「子どもの将来のため」という大義名分があることで、支出が明らかに多すぎても削れない人が多いということです。触れてはいけない、いわゆる「聖域」のような状態になりがちですが、不要なものと必要なものを見極めることが大切です。

学校に支払っている学費はなかなか節約できませんが、習い事、塾、通信教材など各家庭で追加して掛けている費用はコントロールできるでしょう。まずは住宅ローンの見直し同様、現状の把握から行っていきましょう。

大学進学までを見据えて長期的なシミュレーションを

学費のほかに追加で支払っている学習費用は毎月いくらあるでしょうか。その中に「使っていない」「通えていない」「活用できていない」ものはないでしょうか。最近の状況を勘案しつつ細かくチェックしていきます。

どれも重要に思えて判断が難しい場合は、目の前のことだけでなく長期的な視点で考えてみましょう。今の学習にかける費用が高すぎて、将来、大学進学するときの学費に困る家庭もあるようです。

また、進学費は捻出できても、教育全般にお金を掛け過ぎたせいで自分たちの老後資金をほとんど貯めることができず、子どもに頼らざるを得なくなってしまう人もいます。将来予測される支出も見据えて、それでも今この費用を支出し続けるべきなのか、よく検討してみましょう。

面倒でも効果大!今こそ固定費を見直そう

固定費の見直しは、どれも基本的に「現状把握→必要か不要かの判断→他プランや他社との比較検討」という流れで進めます。すべての固定費を一度に見直すのが大変という場合は、「今月は住宅費」というように費目を絞って期限を決めると取り組みやすくなりますよ。できそうなところから、無理なく少しずつ挑戦してはいかがでしょうか。

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