今週の第1位は、「コレで私は議員を辞めました」宮沢博行前防衛副大臣(49)の性的ご乱行をスクープした文春に捧げる。

 いやはや、政界には女性のパンツを盗んだ過去があったり、愛人との二重生活を送っていたり、ソープランドに日参したりという“好き者”は多いが、宮沢議員のように直撃されている記者の前で、股間をまさぐり出し、「金玉がすご~く垂れちゃってぇ~。股ズレするんですよぉ~。今見せます?」と身悶えした輩はいなかった。

 私が思うに、彼は「サチリアジス(性機能障害による性欲の抑制欠如が原因と考えられる異常性欲型、女性はニンフォマニア)」ではないかと思うのだが。

 その凄まじい好色ぶりをとっくり見ていこう。

 4月19日夕方、静岡県・掛川駅の新幹線ホームに颯爽と宮沢議員は降り立ったという。
待ち構えていた文春の記者が

――議員、大事な話ですと声をかけると、議員は、

「何? スキャンダル?」

 剣道六段の腕前だそうだが、なかなか肝っ玉が座った御仁と見受けた。
さらに、心当たりはありますか?

「……こっち?」

 そういって、小指をピンと立てたというではないか。

 常在戦場を旨としてきているもののふ。そんなことで動じることはないようだった。

 彼は、裏金事件に揺れた安倍派の衆議院議員。

 静岡生まれで、東京大学法学部に進学。磐田市議(3期)を経て、2012年の衆院選で国政初当選を果たした。現在4期目(比例復活)。妻、長男、長女、次女の5人家族だそうだ。
保守派のホープとしての期待も大きいという。