―連載「沼の話を聞いてみた」―

「巫女(みこ)の資格で、本業に特色を出したい」

「教養として正しい所作を学びたい」

「巫女として活動したい」

聖なるものへの憧れという需要を拾う、民間の「巫女養成スクール」がある。今回はそこが怪しげな商売の「狩り場」となっている話を紹介しよう。

巫女資格沼202405
※写真はイメージです(以下同)
話をしてくれたのは、50代の石倉絹江さん(仮名)。長年スピリチュアル業界で仕事をしてきたつながりから巫女養成スクールの起ち上げに携わり、さまざまな内情を知る立場になったという。