8. 倉敷美観地区(倉敷駅から徒歩14分)
倉敷は江戸時代に代官所が置かれ天領地として栄えた商業の町。その時代の面影を今に残すのが、倉敷駅から徒歩14分の「倉敷美観地区」です。
塗屋造りの町家や白壁土蔵造りの建物が並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気の中で散策が楽しめます。現在は観光地化されており、レストランやカフェ、美術館、お土産屋さん、宿泊施設などが並び、またデニム発祥の地にちなんだ「デニムストリート」も見どころ。
倉敷美観地区の白壁の町並みを眺めたい方には、「くらしき川舟下り」に乗って舟上から景色を楽しむのがおすすめ。倉敷川に架かる中橋の近くにある乗り場から出発して、船頭さんによる町の歴史解説などを聞きながら、デニムストリートの近くにある高砂橋、大原美術館の近くにある今橋間を約20分かけて巡ります。
なお、チケットは当日のみの販売で週末や大型連休を中心に満席になることが多いので、乗りたい方は美観地区に到着したらまずチケットを購入しておきましょう。
9. 倉敷考古館(倉敷駅から徒歩14分)
江戸時代の倉を改装した小さな考古博物館で、岡山県内で出土された土器や銅鐸など約300点にのぼる考古学資料を展示しています。なまこ壁の美しい外観は、倉敷美観地区を象徴する建物として観光用のポスターなどに使われており、暇つぶしがてら記念写真の撮影に立ち寄るのにもぴったり。大原美術館とセットになったチケットもおすすめです。
10. 倉敷民藝館(倉敷駅から徒歩14分)
倉敷駅から徒歩14分、美観地区の倉敷川沿いにある倉敷民藝館。昭和23年(1948年)に、東京の日本民藝館についで国内で2番目に開館した、民芸をテーマにした博物館です。
江戸時代の米倉を改装した建物で、白壁と黒の貼り瓦のコントラストが美しく、目を見張るものがあります。靴をぬいで上がった館内には、コレクターも多い倉敷ガラスや倉敷の伝統工芸の倉敷緞通(織物)など、約700種類の民芸品が展示されています。倉敷ならではの民芸品に触れたい人はぜひ訪れてみて。