20~30年前のテレビドラマでは喫煙や暴力など過激なシーンが散見されたが、近年はコンプライアンスの意識が高まったことを受け、ドラマの表現方法も大きく変わった。そんな中、4月から放送されているドラマプレミア23『95(キュウゴー)』(テレ東系、月曜よる11時6分~)では、高校生役の登場人物の喫煙や飲酒のシーンが普通に登場し、令和の地上波ドラマでは珍しい刺激的な内容だ。
本作は早見和真氏の小説『95』(角川文庫)を原作とした青春群像劇。1995年を舞台に、King & Princeの髙橋海人演じる広重秋久(Q)が中川大志演じる鈴木翔太郎(翔)を始めとした仲間たちとともに、“ダサい大人”にならないために奔走する姿を描いた本作。撮影に関する裏話などを本作のプロデューサーを務める倉地雄大氏に聞いた。