①大前提はモノの量

片付いた家 コツ

いつ来てもスッキリ片付いていてオシャレに見える家は、何が違うと思いますか?

それは圧倒的に「モノの量」。やはり、視覚から入る情報量が少ないとスッキリと見えるだけでなく、日常の片付け自体も数分で終わってしまうのです。

生活していれば散らからない家はないですが、モノの量が少ないと「負担なく家に人を呼べる状態」になるのです。しかも来客があれば「片付けよう・ちょっと掃除してお招きしよう」という意識も働くので、更に片付き清潔感のある家に。

とは言え、「いきなり家中のモノを減らすのは難しい…」そんな方は、ぜひテーブルの上・棚の上などの平面だけでもモノがない状態になるように片付けてみて。一番目につく場所がまっさらで何もない状態なだけで印象は変わります。

壁面も一緒です。あちこち飾ってもオシャレに魅せられるのは超上級者。片付けが苦手な方は、飾る場所を厳選して壁面もなるべくモノの量を抑えたほうがより素敵に見えやすいです。

②余白は余白のまま

片付いた家 コツ

収納する際のポイントはズバリ「余白」。お洒落な家で収納内がギチギチに詰まっている…という状態はイメージにないですよね。特にオープンになっている人目につきやすい収納は余白が大事になってきます。

お片付けの苦手な方は「収納=モノを詰める場所」と認識しがち。余白があれば、つい無意識にモノを置いてしまったり「何を入れよう?」と考えてしまいがちですが、余白は余白のままでOK。あえて収納せずに余白をインテリアとして楽しんだり、観葉植物を飾ってみると空間が一気に美しく見えます。

パッと見、人目に触れない収納の中やクローゼットの中、食器棚の中も詰め込み過ぎず7~8割収納をキープ。収納内は箱と同じで必ず容量が決まっているので分かりやすいですね。モノを持ちたいだけ持つのではなく、収納のサイズに合わせて持つ量を決めることも大事です。

③チグハグ収納を減らす

片付いた家 コツ

「なんだかインテイリアがパッとしない」「片付けてもごちゃついて見える…」そんなお部屋に多いのがチグハグ収納。モノが増えると、収納を増やさなきゃ!とその都度収納や収納グッズを増やしたり、引っ越し等で今の暮らしに合わない収納を無理やり使っていませんか?

収納が多いだけでも雑多な印象になりがちなのに、色や素材、サイズ、テイストが異なる収納がひとつのお部屋に存在するとスッキリとは程遠いお部屋になってしまいます。

まずは①でもお伝えした通り、モノが増えたら整理して必要な量に厳選して減らすことから。片付けをすると「不要な収納用品が出る」というのは片付けあるあるですが、それだけ片付けが苦手な方は不要なモノを収納しているという証拠でもあります。

収納自体を厳選して、収納もなるべく色や素材、サイズ、テイストを揃えチグハグな収納を減らすことでお部屋は激変します。