「コロナで仕事を失って、人生が大きく変わった」と、人生をリスタートさせた吉田三世さん。
『七転び八起き』(KADOKAWA)は、70歳で始めた着物リメイクが大当たりして、72歳で講師デビューを決めるまで、転んでもただでは起きないアグレッシブな人生論です。
◆人生はガチャ、でも回すのは自分
40歳を過ぎてから舞台衣装の制作会社を設立した吉田さんですが、もともとご自身でも社交ダンスを楽しんでいました。
「ダンスの先生とフェスティバルで踊りたいけれど、お金がない、だったら自分で作ってみよう」そんなきっかけでドレス作りを開始。やがてプロのダンサーからもオーダーが入って……、という流れで一生モノの仕事になるのですから、驚き以外ありません。