◆防寒スタイルに彼は爆笑

インフル患者が触ったドアノブはアルコールで除菌
 自らワンピースを脱ぎ捨て「この防寒スタイルを見られるのが恥ずかしかっただけなの…私もYさんとお付き合いしたいです!」とYさんの目を見つめて訴えかけました。

「そしたらYさん、私の事見て大爆笑したんですよ! そりゃそうですよね…間抜けな格好で仁王立ちしながら真剣に告白しかえして…バカみたいですよね」

 ですが、そこから一気になごやかなムードになり2人は無事に付き合う事に。

「結果オーライなので良かったのですが、出来ればもっとロマンティックな感じで恋愛が始まって欲しかったですけどね…」

 あれから、Yさんが「寒がりなのに無理しないでいいよ!」と言ってくれたので、ワンピースは1度も着ていない紗子さんなのでした。

―冬に起きたトホホなエピソード―

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop