8月に滋賀県と沖縄県に初めてのコストコ倉庫店ができるのを記念し、年会費が1,000円オフになるキャンペーンが行われています。オープンするのは、東近江倉庫店(8月23日、滋賀県東近江市)と、沖縄南城倉庫店(8月24日、沖縄県南城市)です。

コストコはオープン日より早く会員になる「早割」制度で年会費が安くなりますが、この制度は、滋賀県、沖縄県に“住んでいない”人でも恩恵を受けられます。

県外の人でも割引してもらえる

コストコは個人会員になると1年で4,840円(税込み)かかるため、早割キャンペーンで1,000円オフになるのは見逃せません。

上で触れたとおり、このキャンペーンを使うには、東近江倉庫店もしくは沖縄南城倉庫店で入会手続きすること。住所は問われません。

たとえば、東近江倉庫店では、滋賀県以外の奈良県や大阪府、京都府の在住者が入会しても1,000円オフになります。

しかも、「早割キャンペーン」で8月1日に入会すれば、2025年8月末まで会員でいられるため、1ヵ月長く会員でいられるわけです。通常は会員でいられるのはちょうど1年で、このキャンペーンを使わずに8月1日に入会すると、会員でいられるのは来年の7月31日までなのです。

コストコではdポイントもためられる!

コストコでは、「グローバルカード」と呼ばれるクレジットカードがあり、コストコを利用者には定番ですが、dポイントのポイ活をしたい人には、おすすめしません。

なぜなら、dポイントがたまる「dカード」を使ったほうが、dポイントが貯まるからです。

ただし、dカードなら使えるわけではなく、国際ブランドがMastercardである必要があります。というのも、コストコ倉庫店では、VISAやJCBのブランドは使えないからです。

「グローバルカード」をコストコで使うとリワード(独自のポイント)がもらえますが、このリワードはコストコでしか使えません。毎年1月1日から12月31日までの利用額分のリワードが翌年2月に還元されるため、2年目の更新をするか分からないなら、「リワード」はとても使いにくくなります。

それならむしろ、dカード(Mastercard) を作ってdポイントをもらったほうがよいとも考えられます。

さらにグローバルカードの注意点としては、1年に1度も使わないと翌年、年会費がかかるることです(税込1,375円)。

このほかにも、dポイントを効率よく貯めるのに注目したいのは1.2%還元のリクルートカードです。リクルートカードでリクルートポイントを貯めておき、毎年たいていある、dポイントに交換すると10%増量されるキャンペーンを使うのです。最初からdポイントを貯めるよりもさらにお得になります。

ただし、注意点としては、ポイント交換の手間がかかることや、キャンペーンが今後も必ず行われるかどうかは分からないことがあります。

文・谷口久美子(フリーライター/ファイナンシャル・プランナー)
大学職員を経験後、結婚・出産し、子育てをしながらFP資格を取得。現在は、金融メディアを中心に執筆活動中。20代で貯金1000万を達成、現在は世帯で年間300超の株主優待を取得。ポイ活にも詳しく、1年で約40万ポイント獲得した年も。

編集・fuelle編集部