先週の時点で同誌の編集部は田代氏の反論に対して《田代氏の説明には、事実誤認や曲解が含まれています。そうした点について、次号の週刊文春にて明らかにします。記事の内容には十分に自信を持っています》とし、次号での“爆弾”の投下を予告していたが、それがX氏による実名告発という形で具現化された格好だ。

「依頼人のためとはいえ、明らかに田代氏が仕掛けたと思われる工作はやり過ぎ。こうなってしまったからには、法廷に工作に巻き込まれたX氏、工作に加担した元女性誌の編集長の出廷も文春側の弁護士が要求することになるだろう。ただでさえ、松本が出廷するまでだけでも、1年以上かかる長期戦になると言われていたのに、またまた裁判に関わる案件の“当事者”が増えてしまった」(芸能記者)

 実際、マスコミ業界では元女性誌の編集長の女性の存在もクローズアップされているとか。

「この元女性誌の編集長は大手出版社の社員と言われており、かなり高給取りのはずだが、松本とA子さんの和解が成立した場合、高額の成功報酬を提示され、それに心を動かされたのでは。今後、彼女が勤務する出版社の対応が気になるところ」(前出・週刊誌記者)