7月12日の公開から3連休を含めた4日間で、興行収入22億円を突破した映画『キングダム 大将軍の帰還』。2019年から始まった劇場版『キングダム』の第4弾であり〈シリーズ最終章〉です。筆者もさっそく公開日に鑑賞して、大号泣。
実はもともと、原泰久氏の原作漫画『キングダム』の人気を知っても「歴史が苦手で、中国の歴史にも興味がない自分にはどうせ楽しめない」「春秋戦国時代とか戦闘ものとか共感できなそう」などと思っていた筆者。
しかし第1弾の映画『キングダム』でその世界に魅了され、第2弾の鑑賞後に我慢できず漫画を全巻大人買い。昔の自分を殴りたくなるほど、面白くてハマりました。
筆者のように映画から入った人からもともとの原作好きまで、女性のファンも多くもつ『キングダム』シリーズ。実際、筆者の訪れた映画館では幅広い年齢層の女性が観客の3分の1を占めており、グッズ売り場も盛況でした。登場人物にまつわる会話が盛り上がっていたグループには、つい話に入りたくなるほど!
今回は『キングダム』がどうしてここまで女性の心を掴むのか、その理由を考察してみました。
※本記事には、劇場版『キングダム』第1~3弾の内容と、第4弾「予告編」の範囲までのネタバレを含みます。