◆腸活で特に気をつけたい食べ物は?

ここまで腸内環境が悪くなる一つの原因として、日本人は消化力が弱くなりやすいから、とお伝えしました。その上で、特に気をつけたい食べ物が2つあります。

1. バラ肉などの脂身が多いお肉

皿に盛られた豚バラ肉
お肉は、良質なタンパク質やビタミンなども取れる素晴らしい食材。ですが、選び方を気をつけないと、腸内環境を悪くする可能性が高いのです。

その理由は、動物性のタンパク質や動物性の脂質が過剰になりやすいから。ノースカロライナ州立大学の研究では、特にタンパク質を一度にとりすぎると、腸内環境が悪くなりやすいと分かっています。

2. 市販のお惣菜

スーパーの惣菜コーナーで買い物する人
スーパーやコンビニのお惣菜って本当に美味しいですよね。体が許すなら、毎日お惣菜でも良いなと思えるほどです……!(それは言い過ぎかもしれません。笑)

お惣菜で気をつけたいところは「見えない油」。上述した通り、油(脂質)の取りすぎは腸内環境を悪くする可能性が高いです。自宅で使う油やお肉の脂身などはよく見えるので過剰になりにくいかもしれません。

しかし、お惣菜は、一見するとそんなに油が使われていないような食品でも、意外と脂質が多かったりします。ですので、よく食べるようなお惣菜に関しては、一度栄養成分を見て脂質の量を確認しておくといいかもしれません。