住まいの印象を決めるエクステリアの代表格が、庭木、シンボルツリーでしょう。艶のある植物を飾ることはそれだけで住まいの風格がぐっと上がります。今回は手入れがしやすくかつおしゃれなシンボルツリー24選にして紹介します。目隠しにもおすすめです。
一般家庭で庭木を植える3つのメリット
一般家庭で庭木を植えることは単純におしゃれのためだけではありません。実用的なメリットも考えて庭木を導入する人は多くいます。
それではどのようなメリットがあるのか、庭木がもたらす効果を3つのメリットとして紹介します。庭木を選ぶ上での参考にしてください。
①目隠しになる
1つ目の庭木のメリットは、「目隠しになる」ということです。隣家と距離が近い住宅街に自邸を構えるなら、目隠しという観点から庭木を選ぶこともあるでしょう。
プライバシーを守るためにも、近隣とのトラブルを避ける意味でも目隠し用の庭木を選ぶことは、住まいを整える上で欠かせないポイントとなります。
②木や花や香りを楽しむことができる
庭木は見た目に愛でることのできる効果だけではなく、香りなどの嗅覚から癒しの効果を与えることも考えられます。木や花を楽しむことは、居心地のいい住まいの評価ポイントです。
ただし、香りが強すぎる植物を選んでしまうと近隣とのトラブルを招いてしまうこともあります。視覚にも嗅覚にも楽しめる植物選びは特徴を抑えてチョイスしましょう。
③家の雰囲気が華やかになる
庭木を自邸に取り入れる最大のメリットは「家の雰囲気が華やかになる」ということでしょう。庭木に何を選ぶかによって、リッチな雰囲気を演出することができます。
庭木を演出アイテムとして考えることで、選択肢の幅が広がります。枝ぶりが大きなものから視覚的にボリュームがあるゴージャスなものまで、自邸のエクステリアとして雰囲気重視で選ぶのも楽しいでしょう。
手入れのしやすさや目的に合った庭木の選び方
庭木を長く愛でるためには手入れも重要です。
手入れのしやすい庭木を選ぶ場合、どんな庭木で自邸を演出したいのかという目的を明確にする必要があります。それでは手入れのしやすい庭木の選び方を見ていきましょう。
手入れのしやすい1~3mの大きさがベスト
庭木は背の高いものほど見た目に華やかだったりしますので、背の高い庭木を選ぶ人も多いでしょう。ですが、背の高い庭木は手入れがしにくいというデメリットがあります。
しかし、今はホームセンターなどで背の高い庭木でも手入れをすることのできるアイテムもあります。1メートルから3メートルの大きさの庭木であれば、一般的なアイテムでも簡単に手入れができるでしょう。
シンボルツリーは見た目や季節感にもこだわる
住まいの顔となるシンボルツリーは、見た目や季節感にこだわりたいものです。見た目や季節感がシンボルツリーに現れると、住まいはいっそう生き生きとしてきます。
庭木に季節感があると、季節ごとに装いをこらしたり、手入れのきっかけになることがあります。季節の節目を手入れのタイミングとすることは、庭木を美しく保つためにも重要なポイントです。
目隠し目的なら常緑樹で葉が密集しているものを選ぶ
近隣との境に置く目隠し目的の庭木なら、常緑樹で葉が密集しているタイプのものがいいでしょう。そうすることでほどよい葉のボリュームが目隠しとなってくれます。
葉が少ないタイプの庭木を選んでしまうと、庭木そのものの数を多く用意しなければなりません。庭木を選ぶ際はまずは目的をはっきりさせることが重要です。
洋風や和風など家のテイストに合うものを選ぶ
家のテイストにあっているかどうかという点も外せない庭木選びのポイントです。自邸が洋風なのか和風なのか、自邸のデザインの雰囲気にあった庭木を選びましょう。
洋風建築の庭にやはり和のイメージが強い松のような庭木を選ぶのはやはりアンバランスというものです。その逆もまたそうですが、住宅のデザインとのコンビネーションを意識して庭木を選ぶことがベストとなります。
庭木を植える日当たりや地域の環境で選ぶ
自邸がどんな地域に建っているのかという点も庭木選びのポイントです。また日当たりはどうなのか、立地条件に合わせて庭木を選びましょう。
自邸のデザインが西海岸風などの特別なテーマでない限り、住宅街エリアに巨大なバオバブの木などはアンバランスというものです。庭木選びもファッションと同じく、バランスを考えることが基本といえるでしょう。
サイズの小さい庭木ならプランターでも生育可能
手入れを最重要視するのであれば小さい庭木を選ぶことをおすすめします。
小さい庭木であればプランターでも育てることができます。プランターで育てる庭木であれば戸建でなくてもマンションのベランダなどでも育てることもできるでしょう。