◆甘くてしょっぱいデザートも優秀

 最後にデザートとして「おさつスティック塩バター(210円)」を注文。「塩バター」とメニュー名についている通り、塩とバターのしょっぱさが効いており、甘すぎない仕上がり。大学芋を食べると中身がスカスカのケースは珍しくないが、 おさつスティック塩バターのさつまいもはいずれも肉厚。1本1本ボリュームはありながら、甘さとしょっぱさのバランスが良く、ついつい食べ進めてしまう。

おさつスティック塩バター
おさつスティック塩バター 210円。2口サイズで食べやすい
 また、大学芋のように熱々ではなく思いのほか冷たく、さつまいもを覆うタレもパリパリしている。温かくタレがトロトロしている大学芋を食べると、トロトロしているが故に、タレが歯にこびりつきやすい。しかし、おさつスティック塩バターは、そういうストレスを与えることもなく、おつまみとしても、デザートとしても優秀だった。

日高屋の新メニュー3品
日高屋の新メニュー3品
 ちなみに今回ラーメン以外の新メニューで「ザーサイ(210円)」は食べていないため、次に行く時は注文したい。

<写真・文/望月悠木>

【望月悠木】

フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki