◆ごくごく飲めて怖い、紹興酒を使ったハイボール
まずお酒について触れる。「ハイボール(330円)」で使用されるウィスキーは「ホワイトホース」から「陸」に変更された。
ホワイトソースはスモーキーな香りが印象的だったが、陸はそこまで強くない。とても飲みやすく甘さもあり、ウィスキーが苦手という人でも美味しく飲めそうだ。ただ、炭酸水が若干多かった雰囲気で、飲みやすかったのはその影響かもしれない。
せっかくなので2023年12月22日から追加された新メニュー「ドラゴンハイボール(320円)」もいただく。
中国酒メーカー・株式会社永昌源が手がけた「古越龍山」の「善醸仕込み」を使用しており、「紹興酒を炭酸水で割った場合でも“ハイボール”と読ぶのか」という気づきを与えてくれたハイボール。運ばれてきた時、紹興酒特有の甘い香りにうっとり。アルコール感が強くなく、味自体は甘さはあまりないが、嗅覚から甘さを堪能できる。ごくごく飲めてしまいそうな怖さを感じた。しょっぱい・辛いメニューと一緒に飲むと、より紹興酒の芳醇さを楽しめる。