◆食べすぎたってリカバリーできる
食べすぎた分が体脂肪として蓄えられるのは、およそ2週間後だといわれています。まず、食品のカロリーは食事誘導性熱産生という、消化吸収などで使われるカロリー以外は、腸から吸収されてエネルギーになります。一方、「食べすぎた」分は、糖というカタチで、肝臓に蓄えられます。
しかし、肝臓というトランクルームのストックはあくまで一時的。蓄えられるのはせいぜい1食分です。そこで、トランクがストックでいっぱいになると、別の行き場を求めることになります。その行き場が脂肪細胞なのです。
ということは、たとえ食べすぎたとしても、1食分くらいならば、肝臓にいるうちに燃やしてしまえば大丈夫というわけです。つまり、その後の1~2日で食べる量を抑えることができれば、体脂肪が増えることはないのです。