ストレス社会を生きる私たちの身近に潜むうつ病。平成14年に68.5万人だった患者数が平成29年には127.6万人と、倍増しているそうです(厚生労働省「患者調査」。気分<感情>障害、躁うつ病を含む)。
ですが、人によってストレス耐性の差はありますし、もしうつ病になったとしてもその症状も千差万別です。食欲がなくなる人もいれば、異常に食べたくなってしまうという人もいますよね。
◆うつ病で休職した私が感じた、最初のサインとは
私は新卒で製薬会社に就職し、医薬品の営業担当として働いていました。ところが、2年目にうつ病になってしまい、休職した経験があります。「おかしいな」と思い始めた時にはすっかり落ち込んでしまっていたということも多いうつ病。私もまた大きな失敗をするまでは、自分がうつ病かもしれないなんて思いもしませんでした。ですが、思い返すと予兆はあったのかもしれないと考えることがあります。