8.朝霧橋
1972年、宇治川に架けられた長さ74mの「朝霧橋」。宇治神社がある右岸側から、宇治川の中州に浮かぶ橘島・塔の島(京都府立宇治公園)に向かって架かっており、そのまま平等院のある左岸側へと回遊することができます。
朱色の欄干と緑色の橋桁(はしげた)が色鮮やかで、情緒溢れつつも華やかな京都・宇治ならではの雰囲気を生み出しています。また、橋からの眺めも絶景。秋には、川沿いの木々や周囲の山々が色づく紅葉が通行者の目を楽しませてくれます。
9.神泉苑 法成橋
二条城近くにある、池泉回遊式庭園「神泉苑」。もともとは平安京の造営にあわせて造られた天皇家のための庭園で、国の史跡に指定されています。
敷地の中心に広がる池にかかる朱色の法成橋は、心の中で願いを唱えながら渡れば叶うと言われています。風がなく穏やかな晴天の日には、池に映る橋のリフレクションも楽しめます。
10.四条大橋
三条大橋、五条大橋と並び「京都の三大大橋」と言われる四条大橋。京都の鴨川にかかる大きな橋で、橋の東には八坂神社や祇園などの観光地、西には先斗町や四条河原町などの繁華街があり、観光客にも地元の人にもお馴染みとなっています。
その歴史は古く、初めて橋がかけられたのは、永治2年(1142)。当時の橋の名前は「祇園橋」で、祇園への参拝者のための橋でした。
かつて鴨川は、大変な暴れ川でたびたび氾濫をおこしていました。川の氾濫や争いで何度も壊れては再建を繰り返し、現在の橋は、1942年に掛け替えられたもの。今も京都の繁華街のシンボルとして親しまれています。
11.永観堂橋
南禅寺から徒歩5~10分ほどの距離にある永観堂橋。橋と聞いてイメージするような橋の姿はないのですが、小川が流れているスポットです。正確に言うと、扇ダムの放水路になっています。
水路に沿って小道がずっと続くので、のんびり散歩すると気持ちがいいスポットです。