今期の月9『366日』(フジテレビ系)もラス前の第10話。放送後には「天王寺の発音」というワードがXでトレンド入りしてました。

 ハルト(眞栄田郷敦)が大阪に転勤することになり、ハルトに思いを寄せる看護師さん(夏子)が「大阪のどちらに住まれるんですか?」と尋ねるシーン。

「天王寺にある会社の寮に」

「天王寺……あべのハルカスのそばですね」

「うん」

 ここで看護師さんは、ハルトが「あべのハルカス」を認識していることから記憶が戻っていることに気づくという重要なシーンなんですが、ネット上は「天王寺」を「本能寺」のイントネーションで発音した2人に釘付けだったようです。

 関西弁だと「天王寺」は「戦争に行く」と言うときの「戦争に」、あるいは「返答に困る」と言うときの「返答に」のイントネーションに近いんですかね。でも10年くらい前に流行ったエグスプロージョンの「本能寺の変♪」の歌のときの「本能寺」は本来の「天王寺」に近いイントネーションで歌っているので、話がややこしいね。

 というわけで、今回は返答に困る人たちのお話。振り返りましょう。