バカリズム演じる刑事・森野と篠原涼子のミステリー作家・黒羽ミコという“イップス”を抱えた2人が殺人事件を解決していく倒叙型ミステリー『イップス』(フジテレビ系)も第8話。
コメディとしての楽しさと謎解きの完成度が両立した質の高いミステリー……だったらよかったのですが、肝心の謎解きの部分で出来にバラつきがあって、なかなか勢いに乗れないままクール後半まで来てしまったという印象です。
しかも、ミステリーとしてはメインの脚本であるオークラさんの回がよくなくて、サブの森ハヤシさんの回がいいという、書き手の趣味趣向がモロにクオリティに出てしまっているという感じ。
今回は第3話の議員秘書、第7話のフィギュアスケーターに続いて森ハヤシさんの担当回でした。
振り返りましょう。
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