千葉県の中学校でテスト授業を実施
出張授業の本格実施に向けて、2024年3月には、千葉・富里市立富里南中学校の協力を得て、テスト授業を実施。
授業前と後に実施したアンケートでは、「将来の仕事に関する知識情報への興味」「将来の仕事についてポジティブに捉えること」に関する質問項目において、授業前に比べて授業後には肯定的な回答の割合が向上し9割を超えたとのこと。
また、授業後には「仕事が業種という種類に分かれていること」について約8割、「様々な職種があること」について約7割の生徒が学べたと回答し、「授業が楽しかった」との回答も9割を超え、授業のねらいである「社会には様々な仕事があること」を楽しく学んだ様子が見られたという。
授業を受けた生徒はアンケートで「最近進路のこともあって職業を調べることがありました、それでマイナビ授業あると聞いて楽しみにしていました。今日は、仕事を通して社会に参加できると聞いてとても興味を持ったのでもっと調べてみようと思います(後略)」「業種と職種の違いなど知らなかったことを知ることができたり、ゲームの中でいろいろな業種のことを聞けて、クイズなどもあり楽しくまなぶことができてよかったです」と回答している。
この機会に、仕事に関する知識を増やし、生徒の職業観・勤労観の視野を広げ、職業調べ等、今後のキャリア教育に主体的に取り組む姿勢の育成を目指す、「企業教育研究会」の活動に注目してみては。
授業プログラムについて:https://ace-npo.org/wp/archives/project/mynavi
(※1)文部科学省「キャリア・パスポート」の様式例と指導上の留意事項
参照:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/detail/1419917.htm
(佐藤ゆり)