◆秘訣3:家族ラインが物忘れ防止に

家族が見つめ合う様子
 それと、家族ラインを使うことをおススメしたい。わが家は、家族の一般連絡用のトークグループと、孫の子育て専用(主にミルクや食事、ウンチの実績を書き込む)のトークグループを作っている。いずれも、メンバーは、私と夫、息子とおよめちゃんだ。

 たとえば、家の買い物を思いついたら、ここにメモしておくと、誰かが気づいて買ってきてくれたりする。家族への連絡事項も、ここに入れておく。写真も添付できるから、とても便利だ。たとえば、「このザル、ここにしまってね」とか「コーヒー豆、ここに置いたよ」とかね。一斉に全員に伝えられるし、「言った」「聞いてない」事件が起きにくい。ときには「トイレのここ、掃除のときにちゃんと拭こうね」のような改善要請にもラインを使う。

 こういう家事連絡って、相手が忙しいときに口で言うとイラっとされて、小言扱いされるけど、ラインなら、相手が余裕のあるときに見てくれるから、素直に「わかった~」という返事がくる。

 夫婦二人の暮らしでも、熱烈おススメする。夫の気のない返事を聞かなくて済むし、こちらの改善要請に「忙しかったからしかたないだろう」なんて反発してくる嫌そうな顔も見なくて済む(微笑)。