◆10年後の自分に悔いがないように、今からゴリゴリやっていきたい

『ただ、あなたを理解したい』
――Instagramに載せられていた子供のときに書いた手紙ですが、2年後の自分に向けたものでした。いま、10年後の自分にメッセージを送るなら?

鈴木:“悔いのないように”と。いま僕は25歳ですが、25歳になってようやく、自分の好きなものや、やっていきたいことを、世の中に形として残せるようになってきました。同時に、今できることは今しかないとも思っています。

 たとえばHIROさんはEXILEを辞めたあとはダンスしてらっしゃいませんが、自分もダンスだけじゃなくて、ほかにもやりたいことがすごくあるから、今を見つめつつ、将来どうなるかは分からない。このあと10年、自分の幅を広げて今からゴリゴリやっていきたいと思っています。

 だから自分には、悔いのないように10年続けておいてほしいです。

『ただ、あなたを理解したい』
――自分の中でのアンテナや幅が広がっているんですね。

鈴木:パフォーマーだけではなくて、曲作りにしても、ラップを歌うのも好きだし、実際にグループとして今回、MA55IVE THE RAMPAGEで主題歌も担当しました。

 もっと自分の可能性を信じて、自分の花を開かせられるように、いろんなものを頑張っていて欲しいし、頑張ります!

<取材・文・撮影/望月ふみ ヘアメイク/荒川瑠美 スタイリング/高橋正典>

『ただ、あなたを理解したい』
(C) BOKURANOFILM

『ただ、あなたを理解したい』は全国公開中

【望月ふみ】

70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi