◆地元の友達といるとやっぱり安心感がある

『ただ、あなたを理解したい』
――本作では祐也にとって地元での仲間たちが大きな力になりますが、鈴木さんにとっても地元・神奈川は特別ですか。

鈴木:今年も正月に帰って、ずっと仲良くしている友達と朝まで飲んだりしました。自分自身は東京に来たからって変わったわけでもないんですけど、やっぱり地元の友達といると安心感みたいなものはあります。

『ただ、あなたを理解したい』
――祐也の語るように、“オレに会えて、みんなラッキーだぜ”と思うようなことはあります?

鈴木:いやいや(笑)むしろ逆です。こういう仕事をしていると、ずっと会っていなかった人から急に連絡が来たりすることもあるんです。

 でもそういうのではなくて、“ずっと”関係を大事にしてきてくれている友達には、“オレに会えて”ではなく、“オレと会って”くれていると感じます。そういう友達がいる自分はラッキーだなと感じます。