成績を上げることよりも大切なことは?

小学生の頃の私。得意だったのは、勉強ではなく一輪車でした
小学生の頃の私。得意だったのは、勉強ではなく一輪車でした
 こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、「一生モノの能力を養う食育」についてさまざまな実践法を提案しています。

 新学期を前に、塾などの習い事選びに悩んでいるママやパパはいらっしゃいませんか? 現状を少しでも改善しようと願っても、自分の子どもが思うように成績が上がらない、途中でつまずいてしまって続かないなど、悩みはつきませんよね。

 そうです、親が期待する通りにうまくいくことなんて、なかなかありません。

 結論から言いますと、どこの塾に通うか? 成績を上げるために何をすべき? という問題は“外殻のコト”。それよりも日常生活での変化の方が力を持つことがあります。

 そこで私は、今日から誰でもすぐに実践できる“食の観点”から、有効な工夫法をご紹介できればと考えました。具体的には、「塾や習い事前のおやつのあたえ方」に焦点を当ててみましょう。私自身の幼少時代のエピソードをふまえながら、小学生の我が子にも実践している心得を3つに整理してお届けしたいと思います。