◆もはや託児所扱いで憂鬱

もはや託児所扱いで憂鬱
 岩崎さんが快く預かったのがいけなかったのか、しばらくしてまた休日の朝に仕事が繁忙期で出勤しなくてはならず、預かってほしいとの連絡がありました。しかも、以前は同じクラスの子どもだけでしたが、今回はなんと妹も一緒に預かってほしいというのです。

「以前は下の子を保育園の一時預かりに預けていたのに、いよいよ保育園に預けるのも惜しくなったんですかね。さすがにモヤモヤが止まりませんでした。でも至急で預け先がないと聞くと断れなくて…また預かってしまいました」

 いくら仲良しの子とはいえ、他人の子どもを預かるのは気を使いますし、予定が狂います。自分の子どもに何か食べさせようと思えば、お友達にも出してあげないといけません。同じようなことが何度か続き、疲れ果てた岩崎さんは、ついにママ友のお願いを断ろうと決意します。

「急に預かってと言われると断りにくいので、義両親の調子が悪いことにしました。ちょくちょく病院に連れて行ったり、様子を観に行かねばならず、今までのように預かれなくなってしまうと伝えたんです。実は義両親はピンピンしていますが、少し離れたところに住んでいて会うこともほとんどないので、言い訳に使わせてもらいました」

 それ以降、預かりの連絡はなくなり、ほっとした岩崎さんですが、ある日他のママから衝撃の発言を聞いてしまいます。