4位:ミナカ小田原
小田原駅の駅前に2020年オープンした、飲食店を中心にホテルや公共施設が集まる複合施設。4階までの小田原新城下町、14階までのタワー棟、その2つをつなぐオープンスペースの金次郎広場からなる施設です。
小田原新城下町は4階建ての建物。主にお土産屋さんや飲食店が入っており、最上階の4階は、箱根湯本にある宿泊施設「天成園」の小田原駅別館のフロントとなっています。
タワー棟は14階建ての建物で、公共施設やホテルがある多機能ビル。3階には、地元の人や観光客が憩いの場所として利用できる「西湘フードスタジアム」があるほか、14階には足湯が楽しめる展望庭園があります。箱根湯本の温泉を使っており、足湯に浸かりながら、小田原の街並みや相模湾を臨む事ができます。なんとその眺望は、小田原城の天守閣展望デッキとほぼ同じだそうです。
金次郎広場はオープンスペースで、映画『二宮金次郎』の夫婦像が見守る空間に、パンやカフェ等のお店が並び、広場にある席で飲食を楽しむ事ができます。
4位:石垣山一夜城歴史公園
小田原を見渡せる石垣山にかつて築かれた「石垣山一夜城」。関東で最初といわれる総石垣の城であり、現在は国指定史跡の歴史公園となっています。
石垣山は元々「笠懸山」と呼ばれていましたが、そこへ小田原城を攻めるために大坂から攻め上った豊臣秀吉が、この地へ石垣の城を築きます。石垣山という呼び名はこの秀吉の築城の時からです。
「一夜城」という名もこの時からの名になります。実際の城の建築には80日ほどかけられているのですが、建築中の様子を敵に知られないために木で隠し、完成した時にその木を一斉に落として姿を表したため、一夜で城が出来たと敵の北条方を驚かせたという逸話によるものです。
二の丸の展望台からはまさに小田原を一望できる光景が楽しめ、夜景鑑賞スポットとしてもおすすめです。
6位:報徳二宮神社
小田原城址公園内に鎮座する報徳二宮神社。小学校の校庭で見かける、薪を背負った二宮金次郎像はよく知られていますが、その金次郎は小田原市出身。そのことから二宮金次郎を御祭神として、1894年に建立されました。
二宮金次郎は天保の大飢餓の際に、小田原城内に米蔵を開き人々に米を振舞い、領内から一人も犠牲者を出さなかったという伝説の持ち主。報徳二宮神社の拝殿には、この時の米蔵の礎石が使われています。
厄除け、病気平癒、心願成就、身体健全、合格祈願、神恩報謝など様々な御利益がある、人気のパワースポットです。