FPおすすめ「人気の家計簿」アプリタイプならこれ!

(写真=baranq/Shutterstock.com)

近年、家計簿アプリにはさまざまな種類があります。その中でも、筆者のおすすめアプリを2つ紹介します。

しっかり管理をしたいなら、「マネーフォワード」がおススメです。レシートをスマホで撮影するだけで、読み取りできるので入力が不要です。また、銀行やクレジットカード、証券の情報を登録することで、銀行の残高やクレジットカードの利用状況や資産状況も把握することができるなど、毎月の収支だけではなく家計全体のお金の流れや現状も確認することができます。無料と月額500円の有料(プレミアム会員)プランがあり、有料プランだと昨年分のデータと比較ができたり、負債に関するデータを入力できたりするなど、さらに細かく分析することもできます。

目標を持ってお金を貯めるなら、「カケイボエヌ」も便利です。無料プランでは、マネーフォワードと同じくレシートの読み込みや各金融機関との連携ができる他、支出が多い項目をランキングにしてくれたり、AIで節約できる項目を教えてくれたりします。

また、googleカレンダーとの連携ができるので、毎日の合計がマンスリーカレンダーに表示され「使いすぎ」を一目でチェックできます。月額200円の有料プラン(プレミアムプラン)では、「いつ」「いくら」「何のために」貯めのかるという目標設定ができます。

手書きもアプリも面倒!という方でもできる簡単な家計管理法

(写真=PIXTA)

手書きもアプリも面倒!という方は、「通帳ケース」はいかがでしょう。

これは、複数の通帳を開いたまま収納できるケースで、通帳に記載された数字を眺めたり、預金残高を1年に1度集計してみたりするだけでも意識は変わります。記帳の際に、通帳にメモ書きを残す手もあります。ケースにはクレジットカード明細や光熱費の明細などを一緒に入れても良いですね。

手帳を常に持ち歩く方は、家計簿付きの手帳にする方法もあります。「ミドリ ダブルスケジュール 手帳」は、その名の通りスケジュール部分と家計部分が1冊になった手帳です。スケジュールを書くついでに家計簿の記入をすることができるので、家計簿付けも生活の一部として簡単に取り入れられます。手帳タイプの家計簿で、スケジュール部分と家計簿部分が1ページに記入できる「クツワ 家計簿付き手帳」も同じく便利です。大きさやデザインの好みで選んでくださいね。

目的を持って楽しくお金と付き合おう

家計簿は付け始めると意外と楽しくなってきます。また、一つ一つの支出に対して「これは使うべきか?」と自分の価値基準を見つけるきっかけにもなります。「いつまでに?いくら?何のために?」というお金を貯める目的や夢を持って、上手にやりくりしていきましょう。

文・冨士野喜子(ふじのFP事務所所属)

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