マンガだったら状況が理解できるまで次のページに進まなければ把握する時間を作れますが、ドラマは強制スクロールですからね、CG班が一生懸命イラストを使って状況説明をしてくれているのですが、こっちが把握する前に次の展開が来てしまう。
これはどうやって見ればいいんだろう。必死に状況を把握して心理戦を追いかければいいのか、それとも、とりあえずボーっと眺めておけばいいのか、その判断に迷っている間に、心理学者のサイコな裏切りが行われるわけです。
さらに照朝と初はもともと親友だったけど初は闇落ちして謎の組織「グングニル」の側に着いたという人間関係的にも複雑な状況があって、全然ゲームが頭に入ってこない。加えて、この人たちは「悪魔のチカラ」と呼ばれる謎の超能力も持っていますので、ゲームの展開を把握して心理戦を楽しむのがすごく難しくなる。
今回はほぼ全編が、その頭に入ってこないゲームの描写で埋め尽くされていました。結果、間宮祥太朗の顔面ドアップくらいしか印象に残ってないんです。こっちのバカさを差し引いたとしても、ちょっと詰め込みすぎだと思いました。
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