少額でスタートできるつみたてNISAに興味がある人は多いと思いますが、これらを始めるにはまず金融機関に専用口座を開設する必要があります。つみたてNISAの口座を開設できるのは1人につき1口座なので、どの金融機関で始めるかはとても大切です。auのスマートフォンをお使いの方やauじぶん銀行に口座を持っている方などは、auカブコム証券が有力候補になるでしょう。そこで今回は、auカブコム証券のつみたてNISAについてご紹介します。

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auカブコム証券の特徴

auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループのインターネット専業の証券会社です。以前は「カブドットコム証券」として東証一部に上場し、「株主還元重視」を方針として経営を行っていましたが、2019年に上場を廃止し、社名を「auカブコム証券」に変更してからは、「顧客還元重視」へと大きく舵を切っています。

NISAには一般NISAとつみたてNISAがある

証券会社の課税口座(一般口座または特定口座)で投資を行うと、通常であれば得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。NISAとは、NISA口座と呼ばれる非課税口座で金融商品を買った場合、毎年一定の範囲内であれば、投資から得られる利益が非課税になる制度です。

NISAは2014年に始まりましたが、2016年には未成年者を対象とした「ジュニアNISA」が、2018年には少額からの長期・積立・分散投資を支援するための「つみたてNISA」が始まりました。つまり、現在NISAの種類は3つあるということです。

つみたてNISAが始まってからは、NISAを「一般NISA」と呼んで区別することが多くなっています。

社会人が利用できるのは、一般NISAとつみたてNISAです。これらの制度の違いを確認しておきましょう(表1)。

表1.一般NISAとつみたてNISAの違い

一般NISA つみたてNISA
利用できる人 日本に住む20歳以上の人
投資対象商品 株、投資信託、ETF、REITなど 一定の条件を満たした投資信託
購入方法 一時購入、積立方式 積立方式
非課税対象 株・投資信託から得られる
配当金・分配金や譲渡益
一定の投資信託から得られる
分配金や譲渡益
年間非課税投資枠 120万円まで 40万円まで
最大非課税投資枠 600万円 800万円
非課税期間 5年 20年
投資可能期間 2023年まで 2037年まで

表を見てわかるように、年間で投資できる金額は一般NISAのほうが大きいですが、つみたてNISAは非課税期間が20年と長いため、最大非課税投資枠はつみたてNISAのほうが大きくなっています。

口座開設はどちらか1つのみ

NISA口座は、1人1口座しか利用できません。したがって、複数の金融機関でNISA口座を開設することはできず、別の金融機関でNISA口座を開設したい場合は変更手続きが必要です。

また、一般NISAかつみたてNISAのどちらかを選しなければなりません。一般NISAとつみたてNISAはそれぞれにメリット・デメリットがありますが併用はできないので、あらかじめどちらを利用したほうが自分にとってメリットが多いのか、よく検討しておきましょう。

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auカブコム証券でつみたてNISA口座を開設するメリット

(写真=PIXTA)

現物株式の売買手数料が最大5%オフの「NISA割」

auカブコム証券でNISA口座を開設するメリットとして、まず現物株式の売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」プランが挙げられます。一般NISA、つみたてNISAのどちらでも、株の取引手数料が1年目は1%、2年目は2%と安くなっていき、5年目以降は5%割引になります。

投資対象商品が投資信託のみのつみたてNISAでは株を買うことはできませんが、つみたてNISAを開設すると、auカブコム証券の課税口座(一般口座or特定口座)で株を売買した場合の手数料が割引になります。また、一般NISAを利用すると課税口座での株の売買に加えて、一般NISA内での株の売買手数料にも割引が適用されるのでお得です。

いつでも相談できるNISA専用ダイヤル

auカブコム証券には、NISA専用のフリーダイヤルがあります。NISAには制度が複数あり、普通に生活している人にとってはわかりにくい上に、今後も内容が変わる可能性もあります。それを考えると、「NISAの制度について詳しく知りたい」「つみたてNISAでの取引方法を教えてほしい」といった問い合わせができる専用ダイヤルがあれば、安心できるのではないでしょうか。

銘柄選びをサポート「FUND DRESS」

「投資を始めたいけど、種類が多すぎてどれを選んだらよいかわからなくて結局やめてしまった」という人もいるのではないでしょうか。auカブコム証券では、投資信託選びをサポートする「FUND DRESS」というサービスを提供しています。

「FUND DRESS」では、投資信託が持つリスクや運用実績などを色彩心理学に基づいて、ドレスの色で表しています。直感でドレスを選ぶだけで、投資信託の特徴と自分の価値観がマッチングするものを見つけることができるのです。

番外編:【一般NISA】「プチ株」でNISA枠を無駄なく利用できる

NISA口座での株の売買で得た利益を、非課税で運用したいと考える人もいるでしょう。株の売買ができる一般NISAの年間非課税投資枠は、120万円です。実際に株の売買を行ったことがある人なら、株が通常100株単位で取引されていて、1銘柄を買うのに数万円から数十万円かかることはご存じでしょう。年間非課税投資枠の120万円では数銘柄しか買えませんし、中途半端に非課税枠を余らせてしまうかもしれません。

auカブコム証券には、株を1株から購入できる「プチ株」というサービスがあります。このサービスを利用すれば、120万円の枠内でも多くの銘柄に分散でき、非課税枠を無駄なく利用できます。

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auカブコム証券で買えるつみたてNISAのおすすめ商品ベスト3

投資信託を選ぶ時のポイントの1つに、毎年かかる手数料がありますが、つみたてNISAでは手数料はさらに重要です。というのも、つみたてNISAでは多くの商品がインデックスファンドであり、TOPIXなどの同じ株価指標に連動することを目指すファンドは、運用成績自体に差がつきにくいため、手数料の差が利益の差につながりやすいからです。

また、自分がどの地域に投資したいかにもよりますが、投資する地域が広い方が投資の分散効果が得られます。

ここでは、同じ株価指標に連動するインデックスファンドなら手数料が安い方を、また手数料が同じであればより広い地域に分散できる投資信託をおすすめとして選んでいます。

第3位:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

日本の代表的な株価指数である「TOPIX」との連動を目指す投資信託です。TOPIXはニュースでもよく目にするので、自分の投資信託の状況を把握しやすく、投資信託の入門としてもおすすめです。信託報酬(投資信託を保有することで毎年かかる手数料)も0.15%と、コスト面でもアドバンテージがあります。

第2位:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

日本だけでなく他の国にも投資したい人は、値動きの激しい新興国ではなく、まずは先進国に投資しましょう。特にアメリカは日本との関わりも深く、身近なのでおすすめです。S&P500はアメリカの主要企業500銘柄で構成される代表的な株価指標で、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」はS&P500との連動を目指す投資信託です。

第1位:SBI・全世界株式インデックス・ファンド

資産運用では複数の業界や国に分散投資をするのが基本ですが、その組み合わせを考えるのは簡単ではありません。しかし、1つの投資信託で日本をはじめとする先進国に新興国も加えた、世界中の株式に投資できる商品があります。それが全世界株式インデックス・ファンドと呼ばれる投資信託です。中でも、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」は信託報酬が0.11%と最安で、大変使い勝手のよい商品といえます。

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auユーザーがauカブコム証券で口座を作るメリット

(写真=PIXTA)

auじぶん銀行と口座を連携すれば金利100倍

auじぶん銀行のユーザーであれば、auじぶん銀行とauカブコム証券の口座を「auじぶん銀行自動引落(口座振替)」で連携するサービス「auマネーコネクト」を利用することで、口座間の資金移動が簡単になります。その上、auじぶん銀行の円普通預金金利が、通常の0.001%から100倍の0.1%にアップするため、大変お得です。

投資信託を買うとPontaポイントが付与される資産形成プログラム

au IDを登録している方であれば、投資信託を2万4,000円以上保有しているだけで毎月Pontaポイントがもらえます。特につみたてNISAでは、投資信託を長期にわたって保有することが多くなるので、当初はわずかでも10年後、15年後にはかなりのポイントが貯まっているかもしれません。

auカブコム証券のつみたてNISAは投資初心者に優しく特にauユーザーにはメリットが多い

今回は、auカブコム証券のつみたてNISAについてご紹介しました。現物株式の取引手数料が5%割引になることや、NISA専用ダイヤルなどサービス面が充実していること、「FUND DRESS」といった投資初心者にやさしいユニークなサービスを提供しているのが特徴です。auユーザーであればメリットが大きいので、つみたてNISA口座を開設する証券会社の候補として検討してはいかがでしょうか。

文・松岡紀史
肩書・ライツワードFP事務所代表/ファイナンシャルプランナー
筑波大学経営・政策科学研究科でファイナンスを学ぶ。20代の時1年間滞在したオーストラリアで、収入は少ないながら楽しく暮らす現地の人の生活に感銘を受け、日本にも同様の生活スタイルを広めたいという想いから、 帰国後AFPを取得しライツワードFP事務所を設立。家計改善と生活の質の両立を目指し、無理のない節約やお金のかからない趣味の提案などを行っている。

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