気象の専門家が指揮を執って自然災害に立ち向かう人命救助サスペンスドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)も第3話。第1話と第2話では、ぶっ通しの雪山ロケで映画『ホワイトアウト』(00)をやりましたが、今回は火災と風のお話だそうです。『バックドラフト』(91)かな、と思ったら、実際はドラマ『ER緊急救命室』(94)のほうでした。
ひとりのお医者さんが「SDM(特別災害対策本部)」チームに加わるまでのお話。振り返りましょう。
■オリキャラを造形するということ
今回の主人公である汐見医師(夏帆)は、あるきっかけで右腕の神経を傷つけてしまい、繊細な手術ができなくなってしまった脳神経外科医。かつては「ゴッドハンド」と呼ばれ、汐見医師にしか成しえない手術をいくつも成功させてきましたが、医師としての存在意義を見失いかけていました。
そんなとき、病院側から「SDM」医療班への加入を求められます。
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