訪問先での立ち居振る舞い

ここでは訪問先での立ち居振る舞いについてご紹介します。お互いの実家や親戚を訪問する際は、相手への気配りを忘れずに、丁寧な所作を心掛けましょう。

例えば、訪問先では「ドアを静かに閉める」「グラスやコップをテーブルに置くときは極力音を立てないように」など、相手が大切にしているものを丁寧に扱う心配りがあれば、大きな失敗はしないはずです◎

①靴の脱ぎ方・揃え方に注意

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

お互いの実家や親戚を訪問する際は、靴の脱ぎ方や揃え方にも要注意。「玄関では正面向きで上がり、必ず靴を揃える」と覚えておきましょう。

また靴を揃える際は、相手にお尻を向けないように要注意。靴を脱いだら一度かがみ、靴の向きを直してから下座に置くのが基本です。また帰るときは、下座においた靴を中央に置き直してから履きます。

②素足で訪問先に上がるのは厳禁

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

当たり前ですが、訪問先に素足で上がるのは絶対に厳禁。特に夏場はサンダルやミュールなど靴下やストッキング無しで履くような履き物も多いので、特に注意が必要です。

このようなミスを未然に防ぐためにも訪問時は、靴下やストッキング無しで履くような履き物は避けるのがベスト。無難にストッキングにパンプスで訪問することをおすすめします。

③和室ですぐに座布団に座らない

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

訪問先で和室に通された場合、例え座卓の周りに座布団が用意されていたとしても勝手に使うのはマナー違反。

まずは和室出入り口近くの下座に控え、挨拶をします。手土産を渡し、訪問先の相手から「どうぞ座布団をお当てください」とすすめられたら「失礼します」と受けて座りましょう。

④敷居や畳の縁は踏まない

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

日本では古くから家の敷居や畳の縁を踏まないことが訪問時のマナーだと言われています。今はここまで厳しく見る家庭は減りつつあるものの、高齢の家族や祖父母など、訪問先によっては日本ならではの仕来りを重んじる場合もあります。

古くから敷居や畳の縁を踏むことは「家の顔を踏むようなもの」と言われているので、充分に気を付けましょう◎

⑤洋室でも基本は下座に座る

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

訪問先で洋室に通された際も、相手から席の指定がない限りは下座に座るようにしましょう。挨拶するときは椅子から立ち、手土産を渡してから椅子に腰掛けるのがマナーです。

このとき、相手から席を指定された場合は、その場が下座でなかったとしても相手のすすめてくださった席に座ることが大切です。変に気を遣って、自ら下座に座るようなことをしては、すすめてくれた方の気持ちを無視することになります。

⑥テーブルの上に荷物を置かない

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

当たり前ですが、訪問先のテーブルは食事をする場所です。食事をする場に荷物を置くのは絶対にダメ。和室なら座っている脇に手荷物を控え、洋室なら椅子にバッグと手土産を置くのがマナーです。

また、洋室で床に手土産を置くのも実はマナー違反。と言うのも手土産は相手に渡すものなので、床に置いたものを差し上げることは失礼にあたります。

⑦手土産は袋から出して渡す

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

持参した手土産を渡す際は、必ず袋から出して渡すようにしましょう。渡す際は、表書きやリボンの結び目が相手の正面に向くように直し、両手で渡すのがマナーです。

また手土産を渡す時にやってしまいがちなミスが「つまらないものですが」と言葉を添えてしまうこと。使い方を間違えると失礼にあたるので気を付けましょう。


●ささやかですが
●心ばかりの
●ほんの気持ちですが

いかがでしょうか?同じように謙遜する言葉ですが、「つまらないものですが」に比べるとぐっと印象が良くなりますよね。使う言葉のチョイスを変えるだけで受け手の印象も大きく変わりますので、是非参考にしてくださいね◎

帰宅後も抜かりなく◎

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

例えお互いの実家や親戚宅への訪問とは言えど、やっぱり気を遣うもの。訪問先での礼儀作法や立ち居振る舞いについて気を付け、一日を過ごすと帰宅する頃にはぐったりしている人も多くいらっしゃることと思います。

しかし、最後に忘れてはいけないのが帰宅後の挨拶。お互いの実家や親戚宅を訪問した後は、当日中あるいは翌日には電話もしくは手紙でお礼を伝えるとより丁寧な印象です。もちろん今だと親世代や祖父母世代の方でもスマートフォンを持っている方も多く、「連絡はメールでいいよ」などと言ってもらっている場合は、メールでお礼を伝えてもいいでしょう◎

今どきの連絡は全てLINEで完結?!

実際に筆者の周りでも、最近ではパートナーの両親や親戚とLINEを交換し、やりとりをする方も少なくはありません。

自分からLINEでのやりとりを申し出るのは少し違う気がしますが、相手からLINEでの連絡を提案された場合は、相手の好意に甘えても問題ありません◎

日本の礼儀作法・立ち居振る舞いは意外と難しい◎

以上、本日はお互いの実家や親戚のご自宅を訪問させていただく際に、押さえておきたい礼儀作法・立ち居振る舞いについてご紹介しました。親しき仲にも礼儀あり。常に敬意を持った行動を心掛けましょう。

提供・DRESSY



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