ロングヘアをすくセルフカット方法

セルフカットロングの方法!後ろ髪の簡単なすき方やレイヤーの切り方は?
(画像=unsplash.com/photos/GEFQgdnWp0E、『lovely』より引用)

続いてロングヘアをすく方法です。髪をすくときはすきバサミを使います。髪の長さはそのままで、とりあえず髪の量を減らしたいという女性はぜひ参考にしてみてください。

ロングヘアをすくセルフカット方法①ブロッキングする

まずは同じ箇所をすかないようにゴムでブロッキングすることが大切です。ブロッキングの数はすきたい量によって個人差があります。細かくブロッキングした方がすきやすいですし、少しずつすくことができるので、バランスを見ながら調節しやすくなります。

後ろの髪やサイドの髪など自分がすきたい部分が決まっている方は、その部分をブロッキングし、髪全体をすきたい場合は、なるべく細かくブロッキングしましょう。

髪の量が多くてブロッキングが大変という女性やクセ毛の女性は、髪を一度霧吹きなどで軽く濡らしておくと髪の広がりを抑えましょう。ただしその場合は髪のボリュームが分かりづらくなるので、切りすぎないように注意してください。

ロングヘアをすくセルフカット方法②髪をねじってすく

続いてブロッキングした束を一つずつすいていきます。すくときは、束をねじって毛先に向かって違う箇所にすきバサミを1か所か2か所くらい入れましょう。これだけで簡単に髪をすくことができます。

スキ率の低いすきバサミなら3,4か所くらい入れてもOK。スキ率の高いすきバサミならすぐにスカスカになってしまうので、ハサミを入れるのは2回までにしておきましょう。

ロングヘアをすくセルフカット方法③髪をすくときのポイント

髪をすくときのポイントは、髪の量を減らしたいだけなら髪の毛の中間から毛先に向かってすくようにすること。髪の表面を切るとヘアスタイルが崩れてしまう可能性があるので、内側をすきましょう。

ただ頭頂部付近を短く切ると、短い毛がピンと跳ねて不自然な仕上がりになってしまうので、注意してください。髪のボリュームがなくなるのが嫌な方は、髪の内側を短めにすくと表面の長い髪が短い髪に支えられてふわっと見せることができます。

この場合も内側の髪を短くしすぎると短い毛が表面に出てきてしまうので、最低でも根元から3㎝以上は残すようにしてください。髪の後ろをすくときはブロッキングして、しっかり鏡をチェックしながら切ります。

後ろの髪は見えづらいのですきすぎて不自然になっていても、分かりづらい部分です。あくまで慎重に後ろの髪のボリュームを確認しながら、切っていきましょう。

すきバサミを使う時の注意点

セルフカットロングの方法!後ろ髪の簡単なすき方やレイヤーの切り方は?
(画像=『lovely』より引用)

すきバサミは、セルフカットで簡単に髪をすくことができる便利なハサミですが、使い方によっては髪が傷んでしまいます。どんな使い方が傷みやすいのか、髪が傷まないように使うにはどうすればいいのかについて確認しておきましょう。

すきバサミを使う時にやりがちなのが、すきバサミを髪の毛にザクザク何度も入れてしまうこと。これは切れ毛の原因になってします。毛先をすくときもそうですが、必要以上にハサミを入れるのではなく、入れる回数を減らすようにすると、髪の傷みを軽減することができます。

またすきバサミを入れた時、そのまま髪をスライドさせて切れた髪を払う行為もNG。髪にすきバサミをスライドさせると髪が削れてしまうので、当然髪が傷んでしまいます。

対策法としてはきちんと1回1回ハサミを閉じて切り、開けて移動させること。そのため髪の束を作ってそれをねじり、数回すきバサミを入れる方法が効果的です。また切れた髪の毛を落とすときはクシなどを髪に通して払いましょう。

髪が傷むことを防ぐにはある程度高いすきバサミを使うのが一番です。100均や市販の安いすきバサミはどうしても傷みやすくなります。ただ安いすきバサミを使う場合も、注意点に気をつけるだけで多少髪の傷みを軽減することができるので、意識してみてください。