◆ときめきしかないのだが……道長との再会

大河ドラマ『光る君へ』第16回(C)NHK
まひろを抱き上げ、家まで送る道長。そのまま看病をする。為時らはもちろんびっくりである。自分たちよりもずっと位の高い道長が娘を抱いて帰ってきた上に、看病するというのだから。

ずっとまひろに語りかけながら看病をする道長。それは倫子(黒木華)にも明子(瀧内久美)にも見せない姿。愛というより、もっと深いところでつながっている。一緒に乗り越えてきたものが大きすぎる故だろう。

とは言え、特別な女性であることに変わりはない。道綱が石山寺で良い女と出会ったと、言いまひろの名を口にした途端に道長の表情が変わっていたが、もし夜這いが成功していたら道綱の命はどうなっていたことやら……。

それにしても、ここまでままならないものなのか、道長とまひろ……。