15日放送のTBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』は第8話。

 始まったころは、話題性優先でキャッチーな令和の社会問題を取り扱ったり、そのわりにさまざまな問題に対する理解の浅さ、不真面目な取り組み方にイライラされられた同作ですが、ここ数話は本来、脚本家がやりたかったであろう「クドカンなりのタイムスリップドラマへの再解釈」に比重が置かれつつあって、けっこう期待していたのでした。

 期待していたのですけど、今回は逆戻りしてしまいましたねえ。振り返りましょう。