次は、NHKの朝ドラ『舞いあがれ!』で、ヒロインの舞(福原遥)の幼馴染、梅津貴司を演じる赤楚衛二(28)の人気が急上昇していると新潮が報じている。

 赤楚の父親は名古屋学院大学学長だそうで、彼も同大学に入り、英米語を専攻したという。

 モデルをしていて、今の事務所の社長に声をかけられ、大学を中退して東京に出てきたが、食えずにアルバイトで食いつないでいたそうだ。

 そんな時読み漁ったのがニーチェだったというから、ただの俳優ではない。そんな赤楚が注目されたのがテレ朝系の『仮面ライダービルド』だった。

 ブレイクのきっかけになったのは、テレ東系で初めて主役を演じた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』だった。同名のBL漫画が原作だった。

 そのドラマで、共演している俳優とディスカッションして、じっくり役を掘り下げることができていったという。

 取材にも丁寧な言葉遣いで、やはりただものではない感があるようだ。これからが楽しみな俳優なのかもしれない。