新潮が、秋篠宮佳子さんが家から“独立”すると報じている。これは女性自身と女性セブンが報じたことの後追いで、さほど新しい情報はないので、二つの女性誌を紹介してみたい。

 女性自身(2/28日号)が「30億円豪邸への引っ越し拒絶で“両親も出禁”氷の孤城 佳子さま『同居は絶対にイヤ!』」。女性セブン(3/2・9日号)も「独占 佳子さま(28)ひとり暮らし10億円豪邸に眞子さん(31)『秘密の帰国部屋』」と報じた。

 2つの女性誌がほぼ同じ発売号で、秋篠宮佳子さんが新しくできた豪邸に移らず、改修工事中の仮住まいとして建築された「御仮寓所(ごかぐうしょ)」にひとりで住むことを決断。しかも、両親は「入ること禁止」とまで宣言したというのだから、もし事実ならただ事ではない。

 2誌を読む限り、情報の出所は同じような気がする。当然だが、両誌はその情報の信ぴょう性を裏付ける取材もしたはずである。

女性セブンのほうは、佳子さんが「御仮寓所」の中に、姉の眞子さんが今後、何かの事情で帰国することになった時、いつでも暮らせるように「帰国部屋」をつくっていると報じている。

女性自身によれば、昨年秋まで2年半にわたって改修工事がなされた秋篠宮邸は、

「ご一家のお住まいである私邸部分、賓客の接遇などに使われる公室部分、皇嗣職宮務官らが勤務する事務部分で構成されており、延床面積は以前の約2倍となっています。費用は建物部分に約26億円、庭園工事など含めると約30億2千万円と公表されています」(皇室担当記者)

 コロナ禍や秋篠宮夫妻の追加注文による工期の延長、巨額費用への批判などトラブルが目立っていた改修工事だったが、ようやく完成し、3月までには引っ越しを終える予定だといわれているようだ。

だが、ここへきてさらなる「想定外の事態」が起きているというのである。それは、

「佳子さまが新宮邸への引っ越しを拒絶され、“御仮寓所”に住み続けることを強く主張されているのです」(同)

 たしかに、仮住まいとはいっても、9億8千万円も使って建てられた鉄筋コンクリート3階建て、延床面積は1千400平方メートルもあるそうだ。

 プライバシー保護のためか窓も小さく堅牢な造りで、「お城」のようだという。

 秋篠宮家が新邸に移ったあとは、事務所や収蔵庫として使われるといわれていたが、今は、事務室や秋篠宮家の私室として利用されることになっているそうだ。

 それなら私が住む。そう佳子さんが考えたのだろうか。新邸と御仮寓所の距離は50メートルほどだという。スープの冷めない距離ではあるが、新邸にも十分な広さの部屋があるのに両親や弟たちと離れて暮らすとすれば、よほどの理由があるに違いないと、私は勘繰ってしまうのだが。

 宮内庁関係者はこう解説する。

 御仮寓所に秋篠宮家がいた約3年半の間、最大の問題は眞子さんと小室圭さんの結婚問題だった。結婚には反対で、眞子さんの心変わりを待っていた秋篠宮夫妻だったが、眞子さんが結婚の意志を曲げることはなかった。

 娘と夫妻との間には今も深い亀裂があるようだが、姉のよき理解者だった妹の佳子さんも、「秋篠宮ご夫妻とは意見が対立していました。そのわだかまりもあり、佳子さまはご両親との同居を望まれなかったのだと思います」(宮内庁関係者)

 さらに秋篠宮家の知人によれば、

「佳子さまのお部屋には秋篠宮ご夫妻もお入りになることはできません。いわば“出禁状態”と伺っています。お食事も、自室でお一人で召し上がることも多いとか……」

 これが事実だとしたら、秋篠宮家の中には想像もできない寒風が吹きすさんでいるようだ。