さて、全国で多発した特殊詐欺や強盗・殺人事件を“遠隔操作”してきた黒幕の渡邉優樹ら4人には「誤算」があったと、文春が報じている。
狛江で指示したグループが殺人までしてしまったことだ。
彼らの量刑は、刑法第二百四十条によると、
「強盗が、人を負傷させたときは無期又は六年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する」
とある。
これほど凶悪な犯行を操っていたのだから、極刑が下されるようだが、主犯たちは「怯えている」に違いない。
ところで、文春が連続して報じてきたように、安倍元首相が撃たれた瞬間の姿勢を考えれば、なぜ右前頸部に弾が当たったのか、合理的な説明がつかないことは間違いないようだ。安倍派の最高幹部である下村博文元文科相も、「納得できる説明はまだ果たされていない」と語ったという。
文春によると、その理由を、ある警察官はこう告白したそうだ。
「どのように安倍氏の右前頸部に当たったかという弾道の再現は事実上、不可能なのです。山上の銃は手製のもの。火薬量によって銃弾の飛び方は異なりますが、銃撃の際に火薬が何グラム使われていたか、も正確には分かりません」
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