その後も長らく2ケタが続いたが、11人の女性芸人がメインパーソナリティを務めた2013年に初めて1ケタにダウン。翌年から2ケタに盛り返すも、16年に7.7%、17年に8.5%、18年に7.3%を記録し、前回の19年には過去最低となる5.8%まで落ち込んでしまった。

 なお、16年まではバラエティ色の強い内容だったが、17~19年はビートたけしと関ジャニ∞・村上信五が総合司会を務め、収録形式で一つのテーマを掘り下げる内容にリニューアル。ちなみに、18年は「にほん人は何を食べてきたのか?」、19年は「にほんのスポーツは強いっ!」がテーマだった。

「前回が自己最低視聴率を記録した理由の一つとして、11月という放送時期が挙げられます。『FNS27時間テレビ』は“夏”のイメージが定着していたこともあって、前回は『放送していたこと自体、知らなかった』という声がネット上で続出したんです。今年はその点、クリアしていますし、プロモーション期間も長めにとっているようなので、『知らなかった』という事態にはならないのでは」(同)