◆堅物男をチャーミングに魅せる顔芸

第2話の夜学で教鞭をとっている登場シーン。第一印象は「やたらいい声だなぁ~」と。よく考えれば、それもそのはず。裁判官なのだから。現時点で、松山が裁判官として法廷に立つシーンはまだありませんが、あの声で判決を読まれたら納得するしかないだろう! というほど“いい声”です。早くそのシーン観たい!(……あるか分からないけど……いや、あれ!)

一方で、表情は本当に堅物そのもの。誰の前であっても感情を読み取らせない、“無”(決してぼんやりではない)です。しかし、常に無表情で理路整然と意見を述べているからこそ、想定外の返しや出来事に驚く表情はギャップが激しめ! 第3話で、法律的に妻は<無能力者>とされている理由を寅子に説明した桂場。その説明に「はて?」と疑問を投げかけた寅子に対し、「はて?!」と返した顔よ!