お次は、先週、山崎製パンの作業現場で数々の死亡事故などが起きていると報じた新潮が、今週は、パン業界のガリバーである山崎製パンのクレーム処理などについて報じている。

 例えば、クレーム処理。変な味がするというクレームが、同じ生産工程の同じ商品で3件発生した場合、クレームが複数寄せられた当該商品がどの店舗に何個納品されているかを把握し、それを社員らが一般消費者を装って一軒一軒訪ねて人海戦術で、実質的に回収してしまう。

 これを山崎の中では「ダマでの買い取り」と呼んでいるそうだ。

 2021年には愛知県の総合小売業グループの店舗に対して、ある社員が先方の了承を得ない商品を無断で送り込んでいたことが発覚した。

 ノルマ達成のために不正を働いたといわれているが、この件は発表されていない。

 ガリバーの名を汚すこうした行為を社は知っているのか。山崎製パン危うし!