あの「嵐」が「株式会社嵐」をつくったそうだ。今年はデビュー25周年になるという。

 ファンでなくとも、「嵐」がついに再結成かと思うに違いない。今年11月には東京ドームを「嵐」が予約しているとも報じられた。

 だが文春は、これはファンクラブ維持のためで、実数はわからないが、50万人から100万人いるといわれる会員をつなぎ留めておくための“あこぎな商法”だと難じている。

 第一、大野は宮古島に惚れこんでいて、島の周辺にリゾートホテルを作るべく活動中だという。大野は元々、芸能界から引退したいのに、他のメンバーから説得され、仕方なく活動休止ということになっているだけで、再結成に参加などしないだろうと見られているようだ。

 松潤は、野田秀樹の舞台に出演するそうで、5月から11月まで拘束されるという。

 要は、年間少なくても20億円は入ってくるファンクラブの会員向けのリップサービスに過ぎず、あざといというのである。

 一人5億か。それじゃ解散するわけはないが、再結成も難しそうだ。ファンたちはこんな「嵐」に愛想をつかさないのだろうか。ファン心理は不可解である。