ご祝儀を渡すときのマナー
ご祝儀袋はそのままバッグに入れるのではなく、汚れや折れを防ぐために「袱紗(ふくさ)」に包むことが基本的なマナーです。もし袱紗を持っていない場合は、今後もお祝いの席に呼ばれる機会を考慮して購入しておくとよいでしょう。
袱紗は、お祝いだけでなく弔事の際も使用します。正方形の小さなハンカチのように1枚の布状のタイプや長財布のようになっているものなどがあります。
結婚式には、暖色系の袱紗を持つのがマナーです。紫色を選ぶと慶弔両方の場で使うことができます。ご祝儀は、受付まで袱紗に包んで持ち、「このたびはおめでとうございます。友人の〇〇です」などと受付担当者に伝えましょう。
その後、袱紗を開いたらご祝儀袋の正面が相手側に向くよう手渡します。「心ばかりのお祝いです」など一言添えるといいでしょう。
芳名帳(ほうめいちょう)に記帳するのはその後です。かしこまった席でマナーを守るのは慣れていないため緊張するかもしれませんが、慌てずに一つひとつを丁寧に行いましょう。
欠席の場合や披露宴には出席せず、結婚式だけに参列する場合はご祝儀の金額が異なります。ご祝儀には、一般的に披露宴で供される飲食費を含むため、それらの提供を受けない場合は純粋にお祝いとして贈りましょう。
祝電やプレゼントを贈ったり、1万円程度を目安にご祝儀を贈ったりするといいでしょう。
ご祝儀のマナーをマスターしよう
初のうちは少し面倒に感じるかもしれません。ただそれも回数を重ねれば自然に慣れてきます。
晴れの席で失礼な行動をとると、自分が恥をかくだけでなく新郎新婦へ不快な思いをさせてしこりを残しかねません。マナーに自信がない場合は、自宅で練習をして当日を楽しく迎えられるようにしましょう。
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